2024年09月18日
台湾発、スタートアップブランドStartup Island TAIWANがアジア初となる海外拠点を東京に開設

台湾の国家発展委員会(National Development Council、 以下 NDC)が後援するStartup Island TAIWAN(本部:台湾台北市)は、9月18日(水)より、東アジア初の海外拠点となるStartup Island TAIWAN Tokyo Hubを開設しましたのでお知らせいたします。
東京オフィス開設に合わせ、台湾の国家発展委員会委員長の劉鏡清(リュウ・キョウセイ)が来日、「近年、台湾におけるイノベーションと起業環境はますます盛り上がりを見せており、2023年にはスタートアップによる資金調達が542件、27億9,000万米ドルに達し、過去最高を記録いたしました。(中略)私たちは「ブリッジプラン(Bridge Plan)」を推進し、海外における「Startup Island TAIWAN Hub」を設立し、より多くの国際リソースを結びつけます。最初の拠点は日本の東京に設けられ、今後は米国シリコンバレーや東南アジアなどにも拡大する予定です。これにより、世界中のスタートアップ、企業、人材、資金、学校と連携し、台湾が国際舞台でさらに躍進することを目指します。」とコメントしました。
Startup Island TAIWANのマネージングディレクターAmanda Liu(劉宥彤)氏はStartup Island TAIWAN Tokyo Hub開設にあたり、『台湾は「テックアイランド」として知られており、半導体に代表されるサプライチェーンに強みを持っており、また長年OEMビジネスで成功してきた背景もあり、他国や他社に合わせて緊密なパートナーシップを結ぶことを得意としてきました。また日本には製造業を長年支えてきた信頼と確かな技術力があり、互いの産業構造から、保管し合える部分は多いと考えています。
今後はStartup Island TAIWAN Tokyo Hubの設置を足がかりに、日本市場にて中長期的な協業を続けていくことで、日本での信頼を勝ち得ていきたいです』とコメントしました。
Startup Island TAIWAN Tokyo Hubについて
Startup Island TAIWAN Tokyo Hubは、シリコンバレーに次ぐ2つ目、オフィスを構える拠点としては世界初の海外拠点として、株式会社 JenT Capital内に設置され、日本と台湾間のビジネス展開をサポートしていきます。
主な活動内容として台湾のスタートアップ企業の日本進出支援、日本企業の台湾進出支援、日本の企業・団体による台湾企業誘致支援、そして日本企業と台湾スタートアップ企業のマッチングなどを提供。これらの活動を通じ、両国の経済発展と革新的なビジネスの創出に貢献することを目指しています。
主な事業内容
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台湾のスタートアップ企業の日本における事業展開に対するアドバイス及びサポート
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台湾のスタートアップ企業の日本におけるPR・宣伝・マーケティングに関するアドバイス及びサポート
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台湾のスタートアップ企業の現地会社の設立・運営・合弁に対するアドバイス及びサポート
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日本企業の台湾現地会社の合弁・設立・運営に対するアドバイス及びサポート
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日本の企業・団体による台湾企業誘致などに対するアドバイス及びサポート